こんにちは
あっという間に3月になってしまいましたね!!
今回2月にはブログが書けなかったのですが、、。
実は、華蘭の初節句のために雛人形を「作って」おりました
華蘭の後ろ側にいます。
こちらです!! AYA作・雛人形!
インスタにも載せてたんですが、なかなか作り込んだので
ブログではその制作風景も載せたいなと思います。
またまたロングブログになりますが、自分の製作日記として
残しておきたいと思います。^^
いかかでしょうか。
背景にもこだわりました♡
この雛人形を飾って、、、!
3月3日!華蘭、初の桃の節句!
こうして飾ってみると、やっぱり作ってよかったな〜と思いました!!
お祝いできて良かったです♪
当日はこちらに飾りました♡
自分で作れば飾り付けもアレンジできるし、移動も簡単で
バラして仕舞うこともできるので、片付けもも楽チンです♪
大きなガラスに入ったものとかだと、使わない時に仕舞う場所がないことや
バラすこともできないので、飾らない間にかわいそうな気もして。
作るならできるだけ小さめがいいかな〜と考えていました。
今の雛人形業界の主流も、親王雛飾りで2体だけのシンプルなものになっているそうです。
華蘭の着物がピンクだったので、お雛様もピンクにしましたよ〜♪
この着物は、お宮参りの時⬇️に使った着物です♡
七五三も楽しみです♡
お雛様と並んで。
まだ着物がブカブカではありますが、これが着れるようになったのか〜と
しみじみ感動しておりました♡
可愛い天使ちゃん♡
華蘭おめでとう〜!!
夫くんは華蘭にメロメロです♪
今回、
初節句のことを初めに言い出したのは陽子ママでした!
私はすっかりひな祭りの行事のことを忘れていたので(笑)
もう少しで志事の予約を入れるところでした(^_^;)
陽子ママは可愛い孫ちゃんと一緒にお祝いできる!
と喜んでくれました♡
お祝いを逃すところでした!危なかったです(^_^;)
華蘭はまだ食べられませんが、可愛いケーキや
陽子ママ作のちらし寿司で雰囲気を♪
ちらし寿司はお客様にプレゼントしてもらった
とっても可愛い食器に盛り付け♡
そしてこのひな祭りケーキは
ラデュールのすぐ近くの「おかしランド」さんで購入しました!
http://@okashiland_nashiroisao
(小さなお店なんですが、シュークリームが激ウマなんです♡)
今回は特別にひな祭りケーキがあったらしく
おかしランドさんによく行く陽子ママが
店員さんにそのことを聞いて、張り切って注文してくれていました!
(夫くんがカットして盛り付けしたらこうなりましたなんか女雛が口から泡吹いてるみたいになっとる〜)
とっても美味しかったです〜^^♡
華蘭、ひな祭りおめでとう〜♪
(もう体重が8キロ超えてるので、かなりずっしりでございます。)
これからもスクスク育ってね〜♡
なんかブーってしてる(笑)
渾身の作!雛人形作りの全貌!
今回なぜ、雛人形を作ることになったかというと、、、。
実は陽子ママが事の発端でした。
実はちょっとしたエピソードがありまして。
私が小学生の時の話なんですが、
ひな祭りに私が折り紙で作った雛人形を家に飾っていたことがありました。
それが「とても上手だった!」と、そりやあもう何十年も言い続けてたんです。
⬇️実物の写真は無いのですが、当時私が作ったのと似てる感じの折り紙雛人形。
(私が作ったのはこの三人官女まで。)
私的には「そんなに?」って感じだったのですが、実は
当時、3人兄妹の私たちを育てることにいっぱいいっぱいだった陽子ママ。
(今で言うワンオペだったそう)
「せっかくのひな祭りなのに雛人形を買ってあげることができなくてごめんね」と
思っていたそうなんです。
(当時は雛人形が割と7段クラスのものが通例だった)
7段雛って相当な金額の上に、かざる場所もないし、わんぱく盛りだった私達子供が暴れて壊すし、、。
というのが容易に想像できることもあって。
そのころの私と妹は、全く気にしたこともなかったので
陽子ママがそんなことを思っているなんて微塵も知らなかったのです。
ひなあられを食べる日くらいに思ってました(笑)
私は特に家に雛人形がないことに、これっぽっちも疑問も抱いていなかったのですが。
当時学校で工作の時間に習った雛人形の作り方を覚えて、
それを作るのが楽しかったので三人官女まで作って
それを箱に貼り付けて居間に飾っていたのでした。
⬇️こんな感じのイメージです。
それをとっても喜んでくれた陽子ママ!
とっても褒めてくれたのを覚えています。
でも沖縄に引越しをすることになった時。
おそらくそれを捨てたんだと思いますが、私が40代になった今でも
「あの時の雛人形を写真に残しておけばよかった」
「本当に素晴らしい雛人形だった」
「やっぱり手元に残しておけばよかった」
と事あるごとに何度も繰り返し、後悔の念をつぶやいていたのです。
私にとっては小学生が折り紙で作った工作の品、って感じだったのですが
陽子ママの胸の中にはずっと残っていたようです。
そして今回、華蘭の初節句!となった時
もはや恒例の勢いで、その雛人形の話をし始めたんです(^_^;)
またもやそれを聞いて
「これ、一生言い続けるだろうな」と思った私。(笑)
「よしわかった!そんなに小学生の頃の話をするなら
もう言わなくてすむように、華蘭の雛人形は私が手作りするよ!」
という経緯があって、作ることになったのでした!!^^(笑)
最初はまた折り紙で作ろうかとも考えたのですが、、、。
色々ググって調べていくうちに、折り紙でもなかなか高度なものも多く
せっかく作るなら、小学生の頃に作れなかったクオリティのものにしたい!
今の私だからこそ作れるものがある!!
と考え始め、、
どんなものを作ろうか?と色々考えた時に
だんだん立体的なものが良いなあと思うようになり、、
紙で作るのもいいけど
陽子ママは和裁士なので、着物を作ってもらったら良いじゃん!と考え
布で作って、最初は共同製作をするつもりでした。
まずは試しに簡単なやつ作ってみるか!ということで
すぐに出来そうだった手のひらサイズの、布を数枚被せるだけで作れるものを
チョイスして製作スタートしたんです。
⬇️参考イメージ
ウンウン、これならすぐに出来そうね!と材料を買ってきて、、、
作り始めたんですが。
こちら綿棒雛人形と呼ばれるもの。
お顔が綿棒なんですよ〜♪
着物はちりめんの生地です。
重ねて見て様子を確認してます。
簡単に形を作って、マチ針でさして形を作ってみたのですが、これは本当に簡単でした!
髪の毛も刺繍糸で乗せるだけでも出来ます。
出来上がりのイメージも掴みやすかったのですが、、
なんだか作っていくうちに、、
「もう少し襟を重ねたい」
「やっぱり袖はもう少し大きく」
「立体感を出したい」
「十二単がいい」
などなど、どんどん欲望がエスカレートしてきて!
せめてこれくらいボリュームが欲しいな、、
立体感は必要でしょ!
と、どんどん見本を探すうちに
結局襟を重ねまくって!
結果
十二単(じゅうにひとえ)になってしまったのでした笑
(スタート時は左側くらいの重ねでしたが、最終的に右側の量になりました)
お手本にしたのは
ちりめんの「つまみ細工」という技法です。
女びなの襟のスタートはこんな感じ。
ここにどんどん重ねて行って12枚にします。
でも実際に着物を12枚重ねるのではなくて
襟や袖の見えるところにだけ薄い布を重ねていき、12枚に見えるように作るんです。
流石にパンパンになりますからね笑
パーツをそれぞれ単体で作り、組み合わせて人形の形にします。
この赤いのは中の袴です。
途中で襟を作り直してじゅうにひとえ仕様にしました。笑
そこから「上着」と上に重ねる「唐衣」を作ります。
本物の画像から構造を研究。
そして座った時の着物の形がどうなるのかを予測して作っていきます。
袖にも何枚の重ねた生地を入れて、、、。
やり始めたら更にエスカレートしていきました(^_^;)
このあたりで、縫って着物にするのは無理だとわかりました。
ボンドでくっつけないと、重なった素材が硬すぎて針が入らず
普通の着物みたいに作るのは断念。
(このあたりで陽子ママは製作から手を引く)
お雛様を飾る意味としては、女の子を
厄除けや災難から守り、身代わりになってくれるという言い伝えがあるらしく。
私が作ることで、華蘭のお守りになってくれるなら!と考えたので
1人で黙々と集中して製作していきました。
後ろのボリュームを出す着物の重なりも作って、、、
初めて作るので、やり方がわからず試行錯誤しながら
1日多分5時間くらい製作してました。
走り出したら止まらない、、、
こうやってパーツを別で作って組み合わせていきます。
布が足りなくなりそうだったので、あれこれアレンジして
作り方はほぼ自己流。
繋いでいくとこうなります!
それっぽくなってきました!
正面に胸下から見える飾り紐をつけて、、、
⬇️この扇を持っている手の下の部分ですね。
扇を持たせてみます。
ウンウン、なかなか様になってきたぞ〜!
ちなみにこちらの扇は折り紙とゴールドのパーツで作成。
ピアスとかに使うやつみたいです。
女雛の冠もこれで作ります。
カットして、、、カーブをつけて曲げて!
お雛様の王冠完成!
ここにリリアン糸をつけて!
扇はゴールドの折り紙でジャバラ折りにし、パーツを三角にしてくっつけて
こうなりました〜!!!
なかなかいい感じです!
もちろん背景だって忘れちゃいけない!
大きめの額縁を背景にして、2枚をエル字型に置き
背景に桜の描かれた布を入れました。
赤い緋毛氈はフェルトです!
こちらの飾りたちはセリアで売っていたミニチュアのもの。
なかなか本格的で可愛いなと思い、アレンジする材料として購入!
流石に全部を1から作ると時間がないので(笑)
普通に飾るとこんな感じなのですが⬇️
十二単に合わせるとちょっとインパクトに欠けるので
ここに一手間アレンジを加えておめかししていきます!
まずはこれ!
ぼんぼりとお花!
このちっちゃな飾りにマスキングテープをして
ゴールドのスプレーで塗ります!!
するとこんな感じに!
そこにまた更にゴールドのシールを細く切って貼り付けます。
ちょっと縁取りがあるだけで、華やかさが違いますよね♪
(左がスプレー塗っただけ。右がシール貼り付け後)
ビフォアがこちら⬇︎
こちらも!ただの茶色から華やかゴールドに変身♪
ここに更にドライフラワーを足したらこうなります!!
ボンドをボテッと塗りつけて、ちょこちょこ挿して行ったらこうなります。☺️
もはや最初の面影はゼロ(笑)
桃の花っぽくピンクのものが欲しかったのでちょうどいい感じに!
まさしく華を添える感じにできました♡
☺️✨✨✨
ぼんぼりもおめかし!
こちらなんとランプも光るやつでした!
シール、リボン、そして先ほど使ったゴールドのパーツを使って
こちらの頭にも冠をかぶせました^^
お飾りのひし餅も!
シールと先ほどのパーツをまたカットして貼り付けました!
(左側がビフォア)
ゴールドのテープとのWワザでさり気なくイメチェン!
こんな感じでパーツを集めていきました。
ビフォア⬇️
⬇️途中経過
更に屏風(びょうぶ)にも花をあしらってみました!
⬇️アフター!
全部並べるとこんな感じに!
(ドライフラワー付け足す前でした)
赤い毛氈(もうせん)が映えますね!
また、両サイドの桃の花!
別の場所で飾るときは、小さな一輪挿しに変えて、ちりめんの髪飾りと一緒に飾り付けしました❤️
グリーンのリリアン糸がいい味をだしてくれてます☺️
色んなアレンジが効くのも手作りのいいところですね
途中経過のお雛様。
なかなか良きです。
しかし、当初予定していた手のひらサイズとは
大幅に違う大きさになってしまいましたが(笑)
さて、今度はお雛様の後ろ姿!
こちらが「唐衣」。上から羽織る短めの着物。
その下に、前に作った着物の裾を挟んでいきます。
そして更に
その上から「裳」をかぶせていきます。
形を決めてボンドで固定。
こちらが雛人形の後ろ姿。
着物の上からかぶせるオシャレらしく、しかも最高位の証らしいです。
こんな後ろ姿だったなんて初めて知りました!!
作らない限り調べることもなかったので、日本の文化に触れられて嬉しいな^^
(裳をかぶせると、裾の重ねはほとんど見えなくなってしまう、、。)
見えないところまで再現!ってのが日本人らしい「粋さ」を感じますが、、、
せっかく作った裾は見えなくなるのでちょっと残念な気もする私。
でも手が抜けないので結局作っちゃう。笑
正面にも、ほぼ見えないけど裾の方に↑
細かい重ねをちらっと貼り付けます。
(指で指してる位置)
わかりますかね〜
裳袴は、そのまま真っ白だけだと殺風景なので、赤いリリアン糸を。
そして「引腰」と呼ばれる、細い飾り紐を追加!
ちょっと華やかに!
前の方にも白を持ってくるか、、、
ない方がいいか、、、、
うーん。悩む。
そして裳の上に更にリボンで柄をプラス!
引腰もさっきのが目立ちにくかったので、新たにカラフルなもので
作り直してセットしました!
どうかな??
ひとまずここで終わって、顔と髪の毛の製作に!
こちらは綿棒に、ぐるぐる巻いて作ったミシン糸の束を貼り付け、
ボンドで止めていきます。
糸を綺麗に揃えてカットし、髪飾りをつけていきます!
そして首を適度な長さにカットしたら着物に差し込んでいき
髪飾りをつけて!!!
か、、、カッっ
完成〜!!!!
仕上がってみると、結局白い肩ひもは邪魔な感じがしたので外しました。
後姿はこんな感じ!
華やかな裳になりました!
横からのシルエットを意識して髪の毛は後頭部がふんわりするように
仕上げました!(職業病)
袖のゆったり感も出てます♪
ボリュームもいい感じです!
6日がかりで作ったので、感動もひとしお!!
我ながら渾身の作です!!
いよいよ背景にセッテイング!!
おおおおおおお〜
いい感じ〜!!
雅〜!!!(みやび)
早くパートナーを作らねば!!とは思っていたんですが
もう女雛だけで6日費やしてたので(^_^;)
少し休んでから男雛作りに取り掛かりました!
華蘭のハーフバースデーの追加撮影をしたのも、実はこの頃!
もう6ヶ月じゃなくて今は8ヶ月になってますけど笑
ちょうど6ヶ月の時には一度写真を撮ったのですが
全体的にちょっと構図が思ったものではなかったので、、。
追加で撮影してもらったのです。
その撮影写真もまた、別記事で載せたいと思います!
女雛作りが終わって、陽子ママと3人でお出かけ!
モフモナさんでランチ♪
カラフルで可愛いですね〜♪
華蘭も興味津々のようです。
ランチ後はお店の3階にある、アパートの一室
モフモナの雑貨 に、大好きなやちむんを見に!
色々癒されてパワー充電!
男雛も頑張ろう!!
男雛作り
男雛の着物は、女雛と違って、裾や襟の重ねは少ないのですが
形が全く違う構造なので苦戦しました!!
んん??どーなってんだここは〜とつぶやきながら
男雛はほぼ、こういった画像を見ながら作っていきました。
(めちゃくちゃ自己流で)
裾とか袴とか、、
立体感が大切で着物の構図をしっかり出さないといけないので
男雛は1番、袖の形が難しかったですね。
この曲がってるところが難しいんだよね、、、
さてさてスタート!!!
まずは襟から。
男雛は少し肩幅広めに作ります。
気づいたらサクサクとボディを作ってしまっていてこうなりました笑
袖以外の着物の形を大まかに作り、まち針でとめていきます。
台座に乗るか大きさチェック。
そして袖を作ります。
袖の柄を左右で変えるか
はたまた同じ柄で統一するか、、、
うーんまた悩む。
女雛とも体の高さを揃えて。
これはまだ中身が入ってなくてぺしゃんこなので、
大まかに形ができたら、中身を詰めていきます。
パーツごとに分けて。
最初に作っていたボディは少し長さが足りなかったので
また1から作り直しました(^_^;)
見える部分には生地を貼り付け、中は何重にも重ねた布と綿で補正し
ボリュームを出していきます。
胴体の部分と袴の部分に分け、それぞれ重ねた裾を中に挟んで
上下を合体させてボンドで固定していきます。
うん、いい感じです。
見本を見ながら、体の形を整えていきます。
夫くんに見せたらビックリしてました♪
これが手作りってスゴイねと褒めてくれました〜♪
実は後ろの形が結構複雑な男雛。
後ろはこれから作り込んでいきますが、実際はこんな風になってるんですよ!
⬇️
ええええ
男雛ってこうなってたんだ!
後ろの白いやつを作らねば、、、。
女雛に使ったリボンとお揃いのものをつけていきます!
まずこの白い布に石帯(せきたい)と言われるものをつけます。
それをまず一枚取り付けて、、
ここが2段重ねになってるんですよね〜⬇️
こんな感じかな??
ひとまず後ろが仕上がってきたので固定して、顔と笏(しゃく)を作ります。
パーツがこちら⬇️
笏を持たせてみました。
頭をつけて!!!
か、、、、か、、、
完成〜!!!
やっと、、、できたああああああああ!!!!
いかがでしょうか。
男雛もゴージャスに!
冠が難しかったので、自己流の解釈でそれっぽく作りました。
腰の膨らみもいい感じ!!
後ろにこだわって良かった〜!!
後ろってほとんど見えないんですけど
ひっくり返した時には全部見えちゃうのでやはりバッチり仕上げたかった!!
やっと女雛のパートナーができました♡
(めっちゃ後ろ姿写してる笑)
なかなかの仕上がりになったと思います!
早速飾ってみます!
女雛と並んで!!完成!
こんな感じで出来上がりです!!
やっと完成して3月3日に間に合わせることができたので良かったです♡
休みつつ集中して作って、トータルで
約2週間ほどの制作期間でした
大きくなったら手にとって、喜んでくれるかな〜♪
こうして雛人形が無事に飾れたのでした♪
この雛人形は旧暦の雛祭りまで
(4月3日まで)飾っておこうと思います!
その期間ラデュールに来てくださった方は
ぜひ見てくださいね☺️❤️
完全自己満足の内容でしたね笑
長々とお付き合いありがとうございました〜♡
ではまた!!
AYA
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