トラウマ解除のお話② セルフ・ヒプノセラピー! 辛い記憶と向き合って感じ切る「膿出し」の作業、、。

前回の続きです。

 

ダークなところで終わっちゃってごめんなさい(^^;;

 

 

今回もまたちょっとダークな場面からスタートしますが、、

 

最後の光にたどり着くまでぜひお付き合いくださいませ!!

 

 

後から出てきた、もう1つの恐怖。

 

実は私が抱えていたトラウマは、、、、

 

前回に書いた自分自身が実際に「体感」した

 

産婦人科で起きたトラウマの他に

 

 

もう1つあったのです、、。

 

 

ちょっと異次元の話になりますが

 

 

結論から言うと、、

 

 

それは、実は魂に刻まれた

「前世の記憶」

でした。

 

 

しかもそれが壮絶で極限にツライ記憶だったのです、、。

 

 

 

それに気づいたのは、また泣きながら帰った後のことでした。

 

 

 

毎回毎回、優しい先生や看護師さんたちがケアしてくれているにも関わらず

内診の時に泣きじゃくっていた私は、、

 

なぜかその瞬間

 

 

「あれ、、?

自分自身だけが泣いている訳ではない気がするぞ?」

 

と言う不思議な感覚があったのです。

 

 

自分自身がが泣いているはずなのに

 

「私はなぜこんなに泣いているんだろう、、?」

 

という冷静に自分を客観視をしている自分の顕在意識の部分での感覚と同時に

 

心の奥底の深い部分の潜在意識で、とてつもなく引き裂かれるような、、

 

深い深い悲しみの感情が襲ってくることに気づいたのです。

 

 

あれ?これ、私だけの悲しみじゃない気がする、、、。

 

 

そう感じた私は、なぜこんなに内診が恐怖なのかも不思議に思えてきたのです。

 

おそらく自分で体験したトラウマだけがトラウマになったのではない気がする、、

 

この「恐怖」は一体どこから来たものなのか??

 

何故こんなに思うようになったんだろう?

 

と考えるようになったのです。

 

 

 

 

その日帰ってから、自分の心を内観していました。

 

何がそんなに悲しいんだろう?

 

一体何が辛かったのんだろう?

 

どうしてこんなに毎回涙が出てくるのか、、、。

 

(その時は私が意図して泣いている訳ではなく、勝手に涙が止まらなくなるという感覚まであったのです。)

 

 

それを念頭に置いて、自分の頭の内部をさぐる感覚で

深く深く意識を落としていきました。

 

 

 

そうすると数時間後、、

 

 

 

ものすごい勢いで記憶がフラッシュバックしてきたのです!!

 

 

この時は1人で内観していたのですが、後から調べると「前世療法」と呼ばれる

 

「ヒプノセラピー」なるものを、セルフでやってしまったようです。

 

以前も少し書いたことがあるんですが

私は前世で「武将」だった時の男性の記憶と、

下女として虐げられた人生を歩んできた女性の記憶があります。

 

(どちらも古い時代の日本が舞台。着物を着て生活している時代でした。武将の時はおそらく戦国時代?だと思います)

 

 

そのほかにも断片的に

いくつか別の人生を歩んでいた記憶があり

ヨーロッパやインド、性別もそれぞれ異なり、関わっていた人や時代も全く違う世界で生きていた記憶があります。

 

それぞれの人生の記憶、そこまで大きな割合で占められているわけではなく

もちろん今現在の私がメインなんですけど、

 

ふとした時に感じる

「あれ?私この勉強したことあったかな?」

「知らないはずなのになぜ知ってるんだろう、、?」

 

という私の知らない脳内の情報だったり

 

「見たことある風景だな、、」

と初めて来た場所なのに思ったり。

 

自分以外の誰かが私の口と言葉を使って、必要な情報を喋っている気がしたり。

(神がかっている時というか、お客様の髪を切っているときによくこれがあります。私の意識で喋ってない感覚。)

 

 

特にノートや書類に字を書く時、私の普段の筆跡とまるで違う筆跡が現れる時があるのです!😳

 

「あれ?これ誰の字だろう?」

と思うことが多々ありますね。

 

(ちなみに私は書道5段なんですが、字の練習も散々してきたし、普段からノートにもたくさんの字を書くのですが、私が書いたノートじゃないようなページとかも結構あります。)

 

おそらく前世の誰かが、私の脳と手を使って書いてるんだろうなと解釈しています。

(魂に刻まれた情報として)

 

なので、それらの断片的な記憶も手伝ったことにより、魂の記憶が脳内にビジョンとして湧き上がってきたようでした。

多分、本来の治療ならそれを見守ってくれる先導役がいるはずなのですが、、。

私自身は図らずもそのやり方を本能的に知っていたようで、映画とか走馬灯のような感じでビジョンが浮かんできたのです。

 

 

普段はそこまでこれらの記憶を強く感じることはないのですが、、

 

この時に甦ってきた記憶は

 

虐げられていた女性の時の記憶でした。

 

 

かなりエグイ話になりますので、、(~_~;)

詳しいことは割愛させてもらってキーワードだけ書きます。

 

おそらくそこは、

吉原という廓の世界で

江戸時代だろうと思われる世界でした。

 

 

一番酷かった記憶は、、

 

「当時の連れ(内縁関係)の男性に、「仕事」として強要された、複数の人と関係を持たされ想定外の妊娠」

 

(その男性の仕事や生活をサポートするための召使いのような生活)

 

 

「妊娠がわかって、その男性の勝手な意見で無理やり堕胎させられることになった」

 

「子供を守ろうとして逃げたら複数人に追いかけられ捕まった」

 

「しかもその堕胎がものすごく酷い方法だった、、」

 

「その後私がボロボロになって家に帰ろうとすると、連れの男性は若い女と浮気をしていた」

というものでした、、、。

 

あまりの絶望感に打ちひしがれ

たまらずその場から逃げ出すんですけど、、、。

 

 

ボロボロになりながら

「脱走しても女だと酷い目にあう!」と確信したので

男装しながら、涙を堪えてその場を逃げ回り、なんとか遠くまで行くことができたんですが

 

尽くしてきた人に裏切られたこと、

自分の体が勝手に使われてしまうこと、という

「女性」であることに絶望し、、

 

そのとき女であることを深く深く封印したのでした。

 

 

 

 

本当に断片だけ書いてもエグいですね、、。

 

心の底から最悪な経験だったと思います、、。

 

 

 

その記憶を思い出した時は本当に号泣でした😣😣😣😢

 

 

今の自分が直接体験したわけではないけれど、ダイジェスト版の映画をみるような感覚。

 

映画の主人公に感情移入しながら、自分もその場面を見ている感じ。

 

伝わりますでしょうか、、。

 

 

当時の子供を守ってあげられなかった悔しさと悲しさ!

 

押し寄せてくる激しい後悔、怒り、、!

 

自分の体を好き勝手にされる恐怖、、!!!

 

どんなに尽くしても裏切られる絶望!!

 

 

引き裂かれた心。

人間不信、我慢に我慢を重ねた生活は

どう考えても精神状態がおかしくなる環境で

女性であることを否定したくなる出来事の連続、、、。

 

 

女性であることを否定し続けた結果、次の転生では男に生まれたのでした。

 

 

 

その苦しすぎる場所から逃げ出すのと同時に、次の人生を女性ではなく

「男性」として転生するには、、

それは十分な強い理由だったのです。

 

 

しかし、そうやって転生しても魂には記憶が刻まれているんですよね、、。

 

なぜならば、前世で生きたときの体験を元に、「次はこんな風にする!」と考えるからです。

(必ずではありませんが、そうなることが多い)

 

男性に転生した時の記憶

 

 

その時の転生後は、、

男の中でも

「誰にも好き勝手されることのない立場」

まで上り詰めるため

 

「武将」になったのでした。

 

(我ながら思考回路がゼロか100、、これは変わらないようです)

 

 

自分が切る側の立場に立とう!

と必死だったんですね。

 

 

それはもう

「誰にも尊厳を奪われない!」とばかりに

血の滲むような努力を続けて、体を鍛え、

頭を巡らせ、自分の立場を作るために

徹底した実績をあげていき人間関係も作り上げて行く、、

という用意周到さでした。

 

大軍を率いる立場になっても、信じられるのは自分だけ!

 

と言う領域まで行っていたと思います。

 

精神的には孤高を貫いていました。

 

 

そうやって女性だった時に我慢を続けた反動で、今度は自由に動ける男性の体を手に入れ

(あの時の子供の復讐かのように)

 

戦争で男を斬りまくる日々、、。

 

私の孤高の精神、ストイックさはおそらくここからベースができていたと思います。

 

 

男性に対する不信感は

以前の女性だった時の記憶が根深く、、、。

 

どんなに上の立場まで上り詰めても

誰にも心を許さずに居たのです。

 

今考えると不思議なんですが、

やはり魂に刻まれた記憶は

現在の私の性格にまで影響を与えていたようでした。

 

男性よりも強くいたい

 

絶対負けたくない

 

心からは信じられない。

 

でもその一方で、

今世では女性として生まれてきて

我慢し続けて来たときの女性のやり方しか知らずに生きて来ているので

最初はかなりの他人軸で生きてしまい、、

 

自分軸を取り戻すまでは、本当にボロボロな恋愛事情で

うまくいくことのない現実に心を痛めていました。

 

男性の時の性質で、シゴトはどんどんうまくいって夢を叶え、前に前にと突き進んでも

あの女性の時と同じように、好きになった男性の言うことには逆らえず

捨てられないように常に顔色を伺うと言う極端な二面性があったのです、、。

 

嫌われないように尽くしているつもりなのに、最後は結局、

「俺が居なくても生きていけるでしょ」

と、「女性らしくない、強い」という部分を指摘されて振られるパターンばかりでした。

(その結果、自信喪失して自己否定になる)

 

 

なのでこの映像を見たときには

至極納得、と言う気分でした。

 

 

ああ、だから私は根底にこんな両極端な2つの性格が潜んでいたのか、、、

 

と。

 

 

「志事」になる前の「仕事」をしていた時のハマりようや意気込み

 

結果を出して行く時の勢い、精神面、作戦の立て方が男性的な反面、

 

とにかく尽くしまくってしまう底辺の自己否定感。嫌われたくない精神。

 

へりくだって、自分を下げて自虐しながらも

強力な承認欲求、、。

 

さらに女性としての自信が持てなかったり、容姿にも言動にも自信がなく

男性のいうことを聞かなければいけないんだという思い込みや

自分には幸せな結婚はできない、、という思い込みも純正モードで備わっていた気がします。

 

まさに両極端すぎる二つの性格、、。

 

もちろん全てがそのせいでもないし、今は全く関係ないと思ってますが、性格が作られて行く上では土台としての影響はあったかと思います。

 

だから自分自身でそれを突破して自分の人生を手に入れるためにもがきまくった結果

自分軸を取り戻して現在に至るのですが。

 

 

そして、とてもとても不思議な事なんですが

初めて書きます。

 

 

私は霊能者と言われる人物に会ったとき、必ず言われる事があったのです。

 

 

毎回必ずと言っていいほど

 

「水子の霊がついているけど、、

流産したことある?」

 

と言われるのです、、。

 

もちろん妊娠もしたことがなければ!!

出産も一度もしたことがないのに?!

 

なぜ毎回言われるんだろう?と思っていたんですが、、

 

今回の記憶を思い出したことで

きっとこの女性の時の子供のことが

魂の中で昇華できていなかったからだろうな、と思いました。

 

 

体験したのは現在の私ではないけれど

魂の記憶として1番強く後悔の念が残っている事だから

こうやって今もなお残り続けているのではないかと、、。

 

こうして魂に刻まれた記憶というのは、時を超えて転生しても自分の中に「カルマ」(業)として残り続け、

 

それをクリアにしていかない限り、目の前に何回も同じテストが訪れることがわかったのです。

 

 

転生して、それをクリアにするまで

何世代も超えて続くカルマ。

 

それほどまでに強い悲しみの感情、絶望感、後悔、、!

 

そして襲ってくる恐怖心、、!!

 

 

なので

「その女性のトラウマの記憶」

といったらもう、、!😨😨😨

 

本当に最悪の記憶でしかなかったんですよ、、😔

 

一言で表すなら「絶望」そのものでした。

 

 

今でいうPTSDレベル。

 

私もこの時初めて調べたんですが、戦争などで怖い思いを経験した人が

精神を病んでしまう症状が確かあったはず、、、と

検索していって、これにたどり着きました。

 

心的外傷後ストレス障害。

 

 

 

 

 

 

 

このPTSDという症状を見た時、、

 

心底腑に落ちました。

 

 

ああ、過去の魂はまさにこれだった、、、!と。

 

 

 

私の「内診恐怖症」は、ここから巻き起こっていた。

 

 

今回、その記憶を思い出したことでわかったのは

 

内診される時に恐怖を感じていたのが、その時の女性の記憶の断片で

酷い堕胎の仕方が恐怖でしかたなく

(ほとんどそのシーンは闇)

 

泣き叫びながらも下半身を暴かれていき、当時のトラウマから

同じようなシーンでは必ずそれを思い出してしまい

 

「勝手に子供をどうにかされてしまうのではないか」

 

という恐怖と拒絶反応が根底にあったのでした。

 

(現在では絶対そんなことないはずなのに!!)

 

また、仕事として好きでもない人達に勝手に自分の体を弄ばれる生活を続けていた記憶は、、

固く固く体も心も閉じ切ってしまっていました。

 

誰も受け入れられない!

絶対開きたくない!

知らない人に体を触られたくない!

誰も私に勝手なことをしないで!!!

 

という気持ちでいっぱいだったのです。

 

だからこそ、下半身を触られる産婦人科は特に怖くて怖くて仕方がなかったのです、、。

 

 

「あなたは私のパートナーじゃないのに!勝手に触らないで!!😭」

 

という感情でした。

(お医者さんだと頭では理解してるんですが)

 

 

だから全てを拒絶していたんですね、、。

赤ちゃんのためと理解しているはずなのに、心は全く受け入れられていませんでした。

 

あの優しい先生でなければ、、

きっと暴れまくっていたと思います。

 

 

私はこれまでの恋愛でも

彼氏ではない人物や、自分が恋愛感情で好きだと認めていない人に

体を触られることに極端な拒絶反応がありました。

 

それこそ、嫌悪感というより

恐怖心に近いものでした。

 

だから初対面の男性に体を触れられることは、恐怖でしかなかったのです。

 

それなのに、自分がパートナーだと思った人には尽くす生活をしていたせいで

恋人認定した人にはとことん身を捧げる、という極端すぎる感覚があったのです。

 

なので

 

恋人でなければ触られたくない。

 

心を許した人でなければ全てを見せたくない。

 

裏切られるのが怖い

 

捨てられるのが怖い

 

本当の自分の気持ちを出すのが怖い。

 

 

そんな気持ちも、この女性の人生の記憶から根深く残っていたもので、、。

 

私は今世でも、無自覚のうちに全く同じ気持ちで生きてきたのでした。

 

今世での恋愛も、

 

純粋に接してるつもりなのに

女の部分が全然うまくいかない。

 

なのにシゴトでは結果をだして強い女だと思われて、、。

 

自分自身でも、行動と中身のギャップを埋める事ができませんでした。

 

だから相手の求める事を全部叶えようとしていたのです。

 

完全なる相手中心な生き方。

他人軸全開でした。

 

(その経験があって、恋愛がずっとうまくいかないことから自分探しがはじまり、自分軸を見出すまで迷い続けてきたのでした。)

 

それを解消しようと散々セミナーにも通ったし、自己啓発から占い、コーチングやファシリテーターの勉強など、おもいつくことは全てやったのですが、

そのどれもが、根本的な解決にはならなかったのでした。

 

 

また

 

「(今回は)最後までちゃんとお腹で育ててあげられるんだろうか?」

とか

「本当に産めるんだろうか、、?」

 

という底知れぬ不安と未知への恐怖。

 

 

自分一人ではではどうにもすることができない出産、、。

 

 

頭でわかっていても処理しきれない感情の渦。

 

 

なので私は自分自身の恐怖プラス、前世の記憶による恐怖心がさらに追加され、、

 

出産直前には

「もう産みたくない!怖い!」

と泣きまくるほど絶望していたのです。

 

 

 

 

二重人格のように「私」という人間以外に

「もう1つ別の人格」が存在しているかのようでした、、。

 

 

本当は幸せな時間のはずの出産が

予定日の2週間前の産休に入った時からは、実は毎日恐怖でいっぱいでした。

 

 

自分の恐怖だけでも精一杯だったのに、前世の記憶がプラスされて

どうしたらここから抜け出せるのか全くわかりませんでした。😔

 

自分では制御できなかったのです。

 

毎日泣いて落ち込んでいました。

 

トラウマと向き合う恐怖。

 

これって、本当にトラウマがある人ならわかる感覚だと思うんですが

 

 

例えば前回書いたように「高所恐怖症」の人がいるとして

 

「飛行機から飛び降りてスカイダイビングしたら気持ちいいからやってごらん!」

って言われたって、、

 

 

 

絶対やるわけないですよね!😱😱😱

 

 

 

しかも

「飛び降りた先に、絶対幸せな世界が待ってるから!」

って言われても。

 

この後が幸せな状態なんて絶対想像できないし

そこからすぐに飛び降りることなんてできるはずがない!😖

 

そもそも、そんなことをする意味も理解できないし、

どう考えても自分のプラスになるなんて思えないわけです。

 

 

なのに、出産が刻一刻と迫っていた私にとってそれは、、

 

例えるなら睡眠薬を飲まされて、勝手に飛行機に乗せられ

そこからスカイダイビングを強要されたような、、!

 

急激に襲う絶望感でした、、😔

 

 

それがトラウマの状態、、、。

本当に予想していない絶望。

 

 

 

恐怖心の真っ最中に、幸せな未来なんて考えられるはずもないんですよ!

 

心に傷がついた状態で、いいイメージだけが浮かんでくるなんて事はないわけです。

 

 

いくらお腹の子供が可愛くても、自分自身が失神でもして心肺停止してしまわないかとか

産んでる途中にパニックになって出血多量になっちゃうんじゃないかとか

経膣分娩で産んでも、結果は帝王切開になって取り出すことになるんじゃないかとか、、

 

本当にマイナスなイメージしか湧いてこなかったんです、、😔

 

 

いくら私自身の体験じゃないとは言っても

分身のように重なる感覚と

共有された記憶が私を揺さぶり続けました。

 

 

しかもそれが過去の前世の記憶であって、今現在の私とは全く関係ないと

頭ではもちろんわかっているのですが、、、!!😫

 

 

全く切り離すことができず、しかも切り離し方すらもわかりませんでした。😔

 

 

 

パニックの中で決めなければ行けない時期が迫ってくる。

 

 

 

こんなふうに気持ちが大混乱している中

刻一刻と迫る出産予定日、、。

 

 

なので出産予定日の数日前までは、

赤ちゃんを優先して、自ら望んで帝王切開してもらおうと思っていました。

 

 

だから先輩ママさん達にも出産方法や体験談を色々聞いて、私はどんな選択をするべきなのか

毎日頭を抱えながらも、ずっとベストな答えを考えていました。

 

 

しかも出産時はこの精神的パニック状態に加えて、

「陣痛」という激痛が波のように起こり

また想定外の出来事が起こるかも知れないという状態が待ち構える緊張感、、😨

 

まさしく命がけの覚悟!

 

痛みだけじゃなく、命を産み出すという人生最大の出来事、、!!!

 

 

どの答えがベストなんだ〜!!!!

わからない!!!😱

 

もう本当にキャパオーバーでした😭😱🤯

 

 

出産を目前に控えながらある日、

私は答えが見つからずに3時間ずっと泣き続けていました。

 

 

 

そんな私に1本の電話が入ったのです。

 

 

出てみると、、

それは産婦人科の先生でした!

 

「どうしたんですか?」と聞くと

 

「出産の件ですが、、、出産までにたくさん不安があると思います。

今何も決めれらない状態だと思いますが大丈夫ですか?」と。

 

 

!!😳😳

 

なんて優しい先生なんだ、、、😭✨

ここまで寄り添ってくれるなんて!!

と、またここでウルウル。😭

 

そして

「うちの助産師さんが、経膣分娩についても話をした方がいいと言っているので、

そのお話を聞いてみませんか?

よかったらその時間を取ってもらうので、明日病院に来れませんか?」

 

という電話でした。

 

なんと助産師さんも気にしてくださったらしく!

本気で寄り添ってくれる病院で本当に感激!!(T_T)

 

「はい!ぜひお伺いします!!」

 

その日は嬉し泣きもしました。

 

 

現在コロナのため母親教室などが全滅で、出産についての話をする場がないため

とのこともあって、先生と助産師さんのお心遣いのおかげで

こうして私は助産師さんに直接、出産のお話を聞くことができるようになったのです。

 

(もちろん産婦人科の先生と助産師さんは、私が前世の記憶で苦しんでいることは知りません)

 

 

次の日、助産師さんは1から色々と出産の流れを教えてくれました。

 

「帝王切開をするにしても、経膣分娩を選ぶにしても情報がなさすぎて選べないと思うから

 

まずはどちらか選択をできるようにするためにも、どんなものか解った方がいいから。

 

こうして呼びました。」

 

とおっしゃってくださり、、本当に有り難かったです!!(T ^ T)

 

しかもこの助産師さんが、サキちゃんの出産時に取り上げてくれた同じ助産師さんだと後で判明!!流石のシナリオ!

 

冷静に出産の手順をそれぞれ教えてもらい、

そしてその両方のそれぞれのビジョンをイメージすることができました。

 

 

プロの方にお話を聞くことで

「自分がどうしたいのか」を考えることができました。

 

 

お話を聞きながらも涙はずっととめどなく溢れていたのですが、、

 

最終的にしっかり自分で決めていいからゆっくり考えてね!と言ってもらい。

 

また、

「出産の前に分娩台に乗れそうどうか、旦那さんも一緒に最後の内診の時に分娩室に一緒に来てもらって、

 

出産のリハーサルみたいな感じでイメージしてみたらどうかな?」

 

と言ってもらいました。

 

 

「帝王切開の時は手術台に上がって麻酔をかけて、お腹を切って子供を取り上げるという流れになるので

立ち会える時間も違うし、子供を取り上げた後は処置があるので

子供にすぐ会えないから、一度現場を見て決めたほうがいいと思うよ」

とのことでした。

 

 

本当にいろんなことを考えてくださって、、!!🥺✨

 

 

私が恐怖に感じでいた部分を細かくケアしてくださったのです。

本当に感謝しかありません!!😭✨

 

 

私はそのお話を聞いて、、、

 

 

経膣分娩になったらどういう出産になるんだろう?

と初めてイメージをすることができたのでした。

 

 

それまでは心が恐怖に支配されているので

 

「ネガティブな結果」と「恐怖の感情」

しか想像できないんですよ。

 

 

だから、あんなに嫌な思いをして産むくらいなら、いっそお腹を切って!

無事に赤ちゃんをこの世に誕生させて!!と思っていたんですが、、

(もはやこの思考、武士でしかない)

 

 

その後、帝王切開についてまた別の切り口で調べて行くと

お腹切る事、これはまた壮絶な出来事だと後で知るわけです、、😱

 

 

帝王切開とは。尊すぎる壮絶な手術だと知りました!!

 

 

赤ちゃんが出てくるためにお腹に15センチ以上の切り込みを入れ

幾つのも体の層をカットして行き、胎盤に包まれた赤ちゃんを取り出して

その後は、またそこを1つずつ縫合して行く、、。

 

あんなに大きな赤ちゃんを取り出す切り込みなんて、、!!😱😱😱

 

 

本当に聞いただけでももう頭がパンクしそうです、、🤯

 

 

実際に友人にも帝王切開で産んだ子がいたのでお話をたくさん聞かせてもらったんですが

 

もう本当にすごい事だとしか言えませんでした😣💦💦

 

 

切った後の傷の痛みと、さらに加わる後陣痛。

赤ちゃんのお世話をしながらその痛みに耐え続けるなんて、、!!😭

 

母親になるってすごすぎる!!

 

その傷跡は数年にも及んで痛む方もいれば、ケロイド状になる方もいる。

赤ちゃんが生まれた勲章とはいえ、、

本当に並大抵の覚悟ではできない事だと悟るのです。

 

サイトから引用👇

それは産まれたての赤ちゃんと対面するため!!

しかし、、!!

 

もうこれだけでも怖かったです、、!!😱

というか、手術が怖くない人なんているだろうか??

 

とくに帝王切開は「術後」のほうが辛いとたくさんの書き込みがありました。

 

手術前と手術後の絶食。

そして術後にすぐ歩かされること

(血流のため)

傷口を押されること

(子宮を戻すため)

後陣痛の痛み

傷口の痛み

座る時の痛み

洋服の擦れる痛み、、

 

めちゃくちゃ痛そうなエピソードが!!😭💦

 

本気でラクな出産なんてきっとどこにもあるわけが無い!!

「無痛分娩」だって!

全部が無痛じゃないし、リスクだってある!

麻酔だって、効くのは人それぞれだそうで、、体質にもよるらしいとのこと。

 

むしろ、どれを選んでもリスクは付いてくる!!😭😭😭

 

「命がけ」以外の言葉が見つかりません、、、。

 

 

 

しかもその産後の体験談を読んでたんですが

 

とっても悲しいことが😭😭

 

サイトから引用した先輩ママの体験談。

そうですよね!!😭

 

体験した人にしか分からないですよね!!!

 

怖さも痛みも、、!

 

それなのに!😭

 

「経膣分娩で陣痛を体験しないと母親じゃない」

 

「陣痛の痛みがないと赤ちゃんを可愛がらない」

 

「帝王切開はラクな出産方法」

 

みたいな昔の定義の出産ハラスメントって、、!

未だにあるみたいですね!!😱💦

 

 

私、心底びっくりしましたよ!!

しかもこういうセリフをいうのが義母とか実母でもあるらしく、、。

 

同じ女性で、大変なことだって知ってるはずなのになんでこんな言葉になるの?

と、悲しくなりました😔

 

陣痛を体験してこそ!みたいな考えって

たしかに体験した人は言えると思うんですが、、

 

全ての人に、たったひとつだけの選択肢が当てはまるとは限らないですよね??

 

私自身は実際にその出産の瀬戸際に立ってみて

どっちが痛いとか、どっちが命懸けだとか

比較できるものじゃないと思いました。

 

どちらを選んでも、また選びたくても選べない!

どちらの産み方にもそれぞれの壮絶さを感じます!😭

 

だからこんな風に心無い言葉って、、

本当に胸をえぐられる思いがすると思います。😔

 

どんなママさんにとっても

ひとつひとつの出産は奇跡であり、人生最大の大仕事!

 

健康なお腹を切って、赤ちゃんのために傷を作ってでもそれに耐えて出産したママに対して、、!

 

称えこそすれ、自分勝手な理論で貶したり

一般的な固定観念や世論で追い詰めるべきじゃないと本当に思います。

 

もう、こういうエピソード見るとほんと涙が出てきます、、😭

 

出産の時のことって、一生覚えてるし

心無い言葉なんか絶対忘れやしないと思うんです!

 

せっかく覚えてるなら、幸せなことだけ覚えていたいですよね。

 

どちらが正しいとか、どちらの方が痛いとか絶対比較するものじゃないし、できない。

 

私も色々と調べていて、

お腹を切って出産することの壮絶さ、無痛分娩だって大変な事の内情が

まだまだ世間に浸透していない気がしました。

 

 

何を選んでも命懸けなのに、、!

 

 

普通に考えて、自分の体にメスを入れて

20センチ近く皮膚を切って、外側から内臓がある場所の内部まで刃物で到達することが、

どう考えたら「楽」になるの??

 

傷口が残って、数年かけて治っていく傷のどこが? なんで痛くないって言えるの?!

 

じゃあ盲腸なんて軽いものってこと?

腕や足を怪我して切ることになっても

それが陣痛がないから辛くないってこと?!

 

 

陣痛の方が切るよりつらい??

 

そんなの、、!!

 

絶対に比べられないでしょ!!!!

😭😭😭😭😭💦💦💦

 

どっちも痛いに決まってるよ!!

 

事故で怪我して手術した人なら心配して?

 

お産で命懸けでお腹を切った人に対して

楽だったねって、、??

 

どこをどうしたらそうなるんだよ!!!😡

 

(じゃあ今すぐ自分で切腹してみろよ!!と言いたい。)

 

自分の中から3キロ分の内臓とかを取り出しますって言われても、本当に怖くない?

 

それが痛くない人なんて居るの??

 

麻酔が切れたときにその後に痛みが続くって、、

なんでそれが解らないの?!

 

傷が残ることがなんで楽なことになるって言えるの?!

 

本気で信じられない発言!!💢

 

もしこんな事言われたとしたら、私なら速攻で絶縁します。

 

そのほかにも

 

「自分が体験できるわけじゃないのに、想像で出産を軽んじる旦那さんの言葉」

 

とかも!

 

傷ついたというママさんの胸の内も色々と掲載されてました、、。😔

 

 

命懸けで体に大きなキズを背負いながら命を産み出した人に対して、、

なんで心無い発言ができるんだろう??

 

ましてや自分の子供を産んでくれた妻に対して。

 

本当に理解できません。

 

 

もちろん全部が全部、そういう感想ではないと思うんですが

こういう出産エピソードって、ものすごい量の情報があったんですよ。

 

もちろん幸せなエピソードもありましたけど、悲しみのエピソードも負けないくらいありました。

 

(その時の私の精神状態がネガティブ寄りだったから、余計にそっち系を集めてしまったのかもです。😥)

 

 

今後、こういうマタハラや

出産ハラスメントともいえる

 

「固定観念の押し付けの言葉」

 

が絶滅していけばいいなと思います。

 

 

産みの苦しみはその人でなければ分からないから。

 

それは出産でなくても、どんな事でも同じです。

 

何かを一歩踏み出す時。

それらは全て産みの苦しみです。

 

未体験のゼロを1にする作業が1番大変なんです!

 

全く同じことを体験できるなんてことは、この世にないわけだから。

 

 

そもそも他人が、その人に成り変われるものじゃないことに口を出すべきじゃないし

十人十色、同じ事をしていても、必ず同じことが起こるわけがないし、結果だって変わるはず。

全てはケースバイケース。

 

考え方も選択も、その時の状況だって全く違うわけで。

 

世の中のママさんには、ただただ賞賛しかないと私は思います。

 

 

こういうのを読んで

全世界のひとが、妊婦さんや産後のママさんに優しくあってほしいと心から願いました。

 

 

本当に本当に世の中のお母さんって、、!

なんて尊いんだ!!!😭✨

 

とここでも号泣。😭😭😭

 

赤ちゃんのためにここまで命をかけて、自分の体を切ってまで誕生させてくれるなんて、、!

 

 

女神でしかない。

 

私が考えていたような生半可な気持ちでできる事じゃない!と気づくのでした。😔

 

もう、覚悟そのものが全く違っていました。

 

 

 

私のはただの切腹。

 

世のお母さんはこの世に命を産み出し、守るための手術、、。

 

 

 

またここでも自分の意識の違いに

絶望、、、。😔

 

いつもなら「自分がどうしたいか?」と考える私ですが、、

 

この時ばかりは

赤ちゃんがお腹にいて自分のことだけでは済まないことでもあったため

とにかく世間の情報が欲しかったことと、世のお母さんがどんな選択をしたのか?

ということまで全て気になってしまったのでした。😣

 

(本当に混乱して収集がつかなかったです)

 

かなり前世の記憶に混乱させられていたと思います。

 

 

なのでその時、私は夫くんに聞いたのです。

 

「もし万が一、子供に何か心臓とか腎臓とかの病気があったと仮定して

 

あなたは自分のお腹や体を切って、自分の臓器を提供する覚悟ある?

 

すぐに自分のお腹を切るかどうか決められる?」

 

と。

 

 

夫くんは青ざめた顔でしばらく考え込んでしまい、絶句していました。😨

 

「多分すぐには決められないと思う、、😖」

 

でも、わたしも本当にそんな気持ちでした。

 

愛すべき子供のために体を切る、、、

でも、それがどんなに覚悟のいることなのか。

 

「帝王切開するお母さんは、子供と自分の命を守るためにお腹を切ってるんだよ!

 

それがどんなにすごくて尊いことなのかわかる? 本当にすごい覚悟だよ!!」

 

 

めちゃくちゃに泣きながら、私は夫くんに訴えていました😭😭😭😭

 

 

男性の体では一生わかるはずのない感覚。

 

でもそれをどうにかわかってほしい!

 

少しでも一緒になって考えてもらいたい。

 

この恐怖が伝わってほしい!!!

 

理解ができなくても、ただただ受け止めて!

一緒に泣いてくれ!!

理解しようという気持ちを見せてくれ!!

 

私は1人じゃないんだと思わせてくれ!!

 

「経膣分娩だとしても、陣痛という最大の痛みに耐えた上に、こんな小さな場所から

 

3キロもの大きさの赤ちゃんが出てくるなんてどんな痛みだと思う?!😫💦💦

 

どっち選んでも、命がけには変わりないんだよ!!!」

 

と、自分の恐怖をとにかくぶつけまくっていました😭😭

 

 

自分の心を整理する意味でも、夫くんに

今の私がどんな恐怖を目の前にして

何も選択できない状態でいるのかを、、。

 

 

どっちを選んでも想像を絶する痛み

体のダメージがあり

私の場合はそれに加えて尋常じゃないほどの恐怖心があるんだ!!

と泣き叫んでいました😭

 

 

それでも迫ってくる出産予定日。

 

 

夫くんはそんな私を見て、、、

 

「確かに、あの時の状態を見たらどんなにトラウマがあって、怖いのかわかるし正直あれを見た時は、経膣分娩は無理だと思った、、。

 

帝王切開にしてもらう方が、あなたのためにはいいと思った。

 

でもこうやって助産師さんもいろんなお話をしてくれてさ、

 

あなたの体は健康なわけで、帝王切開は緊急の手術だと思うから、、

 

怖いからという理由でお腹を切ってその傷跡が残るよりも、もし産めるなら、、

 

経膣分娩がいいんじゃないかと思う。

 

自分にはできない事を勝手には言えない事だけど、、

 

産むときは一人じゃないし、俺もそばにいるし、お腹の赤ちゃんだっているし!

 

それを支えてくれる先生や助産師さんも看護師さんもいるし、、。

 

できるならみんなの力を合わせて、経膣分娩で産めたらいいと俺は思ってる。

 

絶対に俺が2人を守るから!!」

 

 

そう言って、、

泣き叫ぶ私を強く抱きしめてくれたのでした。

 

 

 

 

本当にこの人が夫でよかったなと、心から思います。

 

 

 

この時の夫くんの言葉は、私の勇気になったことは間違いありません。

 

 

 

ただ私はまだこの時、心の底から安心できたわけではなかったのです。

 

 

なぜかというと

 

「自分自身で」

「決断ができていなかったから」

です。

 

頭と心が整理できていなくて、状況は把握できたものの、

どうするかという「決断」には至っていなかったんです。

 

夫くんの心のこもったメッセージもすごく嬉しかったんですが、

 

「決定打」とまでは行かず。

 

 

「最後は自分の意思で決める」

 

と、改めて思ったのでした。

 

 

そうしないと、自分が後悔した時に人のせいになってしまう。

 

こんな人生最大の難関こそ、自分で決断した答えであるべきだ!と。

 

私がどんな決断をしようと、最後には夫くんもしっかり私を支えてくれるはずだから。

 

そう心に決め、最終的な決断をしようと

今度は冷静に考えていました。

 

 

第3話に続きます。

 

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